フランチャイズスタート!

明けましておめでとうございます。
いよいよまごころ粉骨のフランチャイズ募集が始まりました。

実は「フランチャイズ化して欲しい」という声はクローズアップ現代で紹介された翌年2018年頃からひっきりなしに頂いていたのですが、まだまだ市場が小さそうだったので千葉1店だけで細々と営もうと思ってました。

ところがどっこい、コロナ禍で葬儀が簡素化、少子化で継承者不足から墓じまいが急増お墓を買う人が激減して樹木葬海洋散骨に変更する人達が続出・・・粉骨需要が一気に増えて、市場が急激に膨らみ始めました。

世間では赤字倒産増える中、まごころ粉骨は2022年大幅な黒字化でV字回復しています。これには税理士や銀行もたいへん感心していました。

業績UP

そんな状況で、千葉店だけではすぐキャパシティオーバーになってしまい、お客様を2週間先まで待たせてしまう状況に申し訳なく思い始めて、後輩を誘って埼玉に2号店を出してみました。

途中、猛暑の影響でガクンとなりましたが、埼玉川口店も順調に利用者が増加し、取引先も増えて軌道に乗り始めたと思います。

フランチャイズは儲からない?

と言われますが、それは本部の考え方次第だと思います。

フランチャイズ展開にあたり「本部のあり方」というのを徹底的に勉強させてもらいましたが、加盟金目的の怪しいフランチャイズが多い事にびっくりしてしまいました。

コンビニみたいに同じ商圏で次々出店すれば各店舗は稼げなくなりますし、高級パンや唐揚げ屋みたいにちょっと考えれば誰でもできてしまうようなビジネスモデルだとあっという間にライバルが増加して稼げなくなってしまいます。

これでは「フランチャイズ」というシステムが悪い印象を与えているのも理解ができます。

本来のフランチャイズというのは「のれん分け」に近いものがあり、ビジネスとして長続きさせるための協力隊のようなものだと考えています。

加盟店にしっかり利益を出してもらい、その利益の中から少しづつ協力金を集めて本部で集中してマーケティングや商品開発をしてゆく・・・それが正しいフランチャイズのあり方だと思います。

そして、フランチャイズ本部が市場の大きさと集客導線を的確に判断しながら、加盟店の商圏テリトリーをしっかり守ることを徹底していれば、加盟店は安心して専念できますし稼げなくなるようなことはないという結論に達しました。

小さく始めて大きく育てる

かつて私はYahoo!でベンチャー担当でしたので多くの起業を傍らで見守ってきましたが、失敗する多くのベンチャーは初期投資にお金をかけ過ぎでした。

最初から1500万もかけてお店作ったり、何千万もかけて都心部にオフィスを構えたたベンチャーほどあっという間に潰れてましたが、その多くは見栄っ張りな経営者ばかりでした。

逆に上手く軌道に乗せたのは脱サラ起業家や海外のベンチャー社長で、少ない資本でとりあえず初めて、ダメなら止めて、上手くいきそうなら修正を加えながら追加投資してゆく・・・そんなやり方でした。

これぞベンチャーの王道「スクラップ&ビルド」です。

かくいう私もこれに見習い、まごころ粉骨千葉店はわずか100万足らずの初期投資で始めました。(念のため400万用意してましたけど)

ダメだったらいつでも撤退できるよう取り外しが簡単にできる内装設計にし、息子と二人でDIYで約1ヶ月、内装費はわずか35万円(笑)

こんな感じで良いと思います。40過ぎたら莫大な借金をして事業を始めるべきではないと思います。

千葉本店その後、軌道に乗ったので外観フィルムを貼ったり粉骨台を製作し直したりして拡大してゆきましたが、その間に様々な機材を買ってテストを繰り返していたので、結局数百万円は費やしたと思います。

試した粉骨機は5種類以上、壊した掃除機は8台、お客様からのクレーム数十件、機械トラブルは数えきれず・・・。

そいうい失敗を何度も重ねて、最終的に機材はこれが良い、資材はこれが良い、サービス方法はこれが良いといった感じで「ベスト」がまとまったのが創業から5年後くらいです。

それをまとめたのが今回皆さんに伝授するフランチャイズマニュアルですから、一から起業するよりはるかにローコストで最短コースで軌道に乗せることができると思います。

つまり加盟金とは「ノウハウ料」+「テリトリー権利料」なのです。これが税込み220万円。安いか高いかはあなたの考え方次第です。

最初の1年はみんな大変です

正直、最初の半年から1年は例外なく苦労します。

これはどんな商売を始めても同じなのですが、不慣れなサービス提供や今までとは異なる時間配分、取引先の開拓や会社のこと等などやることがたくさんあるからです。

ここをグッと頑張れる人だけがその先の楽園を見ることができるのだと思います。

将来ほぼ確実に訪れる「年金だけでは暮らしてゆけない不安な老後」を「年金なんか貰わなくても不安なく暮らせる老後」に切り替える為に、今から少しばかり頑張ってみませんか?

特に思うように就職できかった氷河期世代の人達や、早期退職を迫られて悔しい思いをした私と同年代の方、孫達に事業を残したいセカンドキャリア、稼ぎたい女性等に参加してもらいたいと思ってます。

不安な世の中も、環境を変えれば不安ではなくなります。

私も32年間で培ってきたビジネス人生の総力を挙げて皆様を応援させていただきます。

2024年、共に未来を生き抜きましょう!

将来設計